GSOMIA騒動はこれが全て。だと思います。混乱しやすい部分をまとめました。っていうか、混乱させようとしてますね、これ…

いらっしゃいませ
GSOMIA騒動から2日経ち、少しずつ情報が整理されてきましたね。
電撃的な出来事だっただけに、情報をまとめられていないという方向けに、
わたし自身も一度整頓したかったので、その情報を共有したいと思います。
いくつかのポイントにわかれていますが、おおよそはみなさんのご想像どおりのもので、
実際は何も動いていないというのが感想ですね。
ポイント1:日本は一切譲歩してない
まずは先にちょっとイラッっとする情報から。
実は、外務省が「何とか文大統領の顔を立ててほしい」と、とんでもないことを言い出していたと報道がありました。
それに対し、経産省と官邸が「絶対に譲らない」と一蹴。事なきを得たとのことです。
米圧力で方針転換 日韓、失効直前の折衝―GSOMIA
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112201225&g=cyr
時事通信の報道なので、わたしとしては信憑性が高いと思っています。
茂木大臣になろうとも、内部が腐っていたらこんなことになるんですね…
この件は公的に表沙汰になることはないかもですけども、茂木大臣による浄化を期待したいと思います。
さて、経産省と官邸の働きもあって、譲歩無く「勝手に韓国政府が譲歩した」形となりました。
韓国側、そして日本に籍を置きながら日本に害するタイプのメディアはこぞってこう報道しました。
「韓国、そして日本がお互いに譲歩した格好だ」
と。
これ、わが国日本では、
負け惜しみ
といいます。
見苦しいですね。
韓国への輸出規制で局長級対話へ 日本、一定の譲歩
https://www.asahi.com/articles/ASMCQ5RLKMCQULFA01V.html
終了前日に康京和外相が「日本側が態度を変えない限り、再考しないというのが我々の立場だ」って言っちゃってましたからね…
GSOMIA失効期限迫る、韓国「日本の譲歩なければ再考せず」
https://jp.reuters.com/article/southkorea-japan-idJPKBN1XW0BE
ここまでご覧になった方なら、全く日本が譲歩なんてしていないことをご理解されていると思います。
これまで出てきた情報を総合すると、
「韓国が米国の圧力に屈して、それをなんとかメンツを守るために日本を利用した」というのが事実のようですね。
まぁ予想通りではありますけども、毎度はた迷惑な事です。
それが、「凍結」なんて意味のわからない言葉になったのでしょう。
ポイント2:「凍結」ってどういうこと?
SNSや動画のコメントを見ていると
「凍結」ってありえるの?自動更新じゃないの?
という意見が散見しました。
そのとおりです。
これが混乱のすべての元凶でもあったりしたんですよね。
韓国側、そして日本に籍を置きながら日本を貶めるタイプのメディアはこぞってこう報道しました。
「GSOMIA終了項目の停止」
「事実上条件付きの延長」
「凍結」
どれも言いたいことは同じです。
事実は「実質上の延長」です。
つまり、「延長」って言ったら「負けた気がする」から使いたくないという頑なな「負け惜しみ」です。
そもそも、GSOMIAに終了を先延ばしが可能な条文などないそうです。
国際的には「また韓国が自分ルールで精神的勝利してら」と思われているのではないでしょうか?
このきっかけとして出てきたのが「WTO提訴プロセスの停止」という事です。
これがまたややこしくしてるんですよね…
ポイント3:WTOの話はまったくの別問題
これのせいで混乱しちゃった方も多くいたのではないでしょうか。
まず結論として、まったく別の話であることを覚えておいてくださいね。
そのうえで、
「WTO提訴プロセスの停止」について簡単に説明すると、
戦略物資3品目の輸出管理厳格化はみなさんご存知ですよね。
フッ化ポリイミド、レジスト、エッチングガス(フッ化水素)
この3品目が韓国から国外に持ち出され、どこに行ってるかわからないということが発覚。
っていうか、テロ支援国とかに密輸されてたんですけどね。
韓国から戦略物資ダダ洩れ?優遇措置撤廃で怒る韓国の「不正輸出」リスト入手https://www.fnn.jp/posts/00047178HDK/201907101700_WatanabeYasuhiro_HDK
そして、その為の協議を無視。
その結果、安全保障の観点から「仕方なく」ホワイト国から除外することとなりました。
これを
「輸出規制だ!制裁だ!」
と騒ぎ出し、
「オレラの事を安全保障上信用できないってんだな!だったらGSOMIA破棄だ!」
と、エクストリームなロジックを展開。
コリアロジック、略してコリロジなんて言われてましたね。
ウソです。今作りました。
韓国、GSOMIA終了通告の効力停止-日本は輸出制限撤廃すべきだhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-22/Q1D6126K50XU01
まさかのGSOMIA破棄にアメリカも激おこで、韓国さんのセルフ制裁に拍車を駆けることとなりました。
みなさんもご存知の半導体企業サムスン。
日本でもギャラクシーというスマホを、なぜか「サムスン」の名を隠して販売しているあのサムスンです。
財閥企業がGDPの44%を占め、その中でもサムスンは最大の財閥です。
韓国の売り上げ上位10社がGDPの44.3%を占める…“大企業依存”が深刻化https://news.goo.ne.jp/article/skorea/world/skorea-48285.html?from=popin
サムスン、LG、ロッテ…韓国経済を支える10大財閥とその行方
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59800
そのサムスンが、「7~9月の半導体事業78%減益」だった事をご存知でしょうか?
サムスン、7~9月の半導体事業78%減益 特需反動でhttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO51618880R31C19A0EAF000/
これは日本との問題だけが要因じゃないんですけども、少なくとも株価なんかにも影響があったことでしょう。
なんとかしてホワイト国除外を解除させないといけないという願望。
そして、日本から「辱めを受けた」という事実を覆したいというプライド。
様々な理由から、なんとかして「協議」を再開させたかった。
その見返りに「WTO提訴プロセスの停止」をしたということになります。
は?なにそのコリロジ…
と思われるかもしれませんが、日本はその態度に対し、一応の評価をしました。
そして、課長級の対話を経て、局長級の対話を開始することにしました。
え?協議じゃないの?と思われた方はするどいですね。
ポイント4:「協議」ではなく「対話」
元中部経済産業局長で、プライムニュース等でもおなじみの「細川昌彦」さんのツイートでも言及されていますが、
今回発表されたのは「協議」ではなく「対話」です。
日本の措置撤回をしてもらうための「協議」なんかじゃなくて、
あくまでもこれからどうしていくか、という「対話」から始めましょう。
という、そういうレベルの話でした。
すっかり騙されちゃいました。
だってほとんどの報道が「協議」としていましたからね…
さて、なぜGSOMIA延長と、WTOの件が同時に出てきたのでしょうか?
みなさんおわかりですよね。
「WTO提訴プロセスの停止」は、完全な韓国の白旗宣言です。
「ごめん、対話して…」という韓国サイドからの譲歩です。
それに対して、日本は「誠意」として受け取り、「対話」してやるということです。
そして「GSOMIA延長」。これも韓国サイドの譲歩です。
だって、前日に
「日本側が態度を変えない限り、再考しないというのが我々の立場だ」
って、おっしゃってましたからね。言ってましたよね? 韓国さん。
つまり、
完 全 敗 負
です。
そんなことになったら、日本へのプライドもあるでしょうけど、韓国国内の世論が許さないでしょう。
実際にすでにデモが起こりそうな勢いですしね。
そこでこんな苦肉の策まで…
韓国与党議員「日本に今後与えられる期間は40日程度だ」
https://snjpn.net/archives/168505
で、ここでコリロジが発動します。
WTOの方で「対話」を引き出したんだから、
2つ同時に出して、「両国が一定の譲歩」ってことにしてまとめて発表すればよくない?
ってことじゃないですかね?
なんだか、とてもおそまつな、
ずる賢い小学生が「オレのアイデアすごくね!大人より頭いいからね、オーレー!」と、
誰もが見透かしてるんだけど、小学生だし仕方ないよね…
って感じのほほえましい言い訳にしか見えませんでした。
たぶんこれが事の顛末ではないでしょうか。
さて、問題は、こういう情報がどれだけちゃんと伝わっているか?ということです。
未だに一部では「日本が折れた!」とか「韓国のひとり勝ちやん」とかの論調があります。
まぁ世論誘導なのかもしれませんけどね。
いかにメディアと言うものが力を持っているか。
それを実感する出来事でした。
本当に世論が無茶苦茶になっていましたからね。
とはいえ、わたしのツイッターのフォロワーさんのおかげもあって、正しい情報にたどり着くことが出来ていましたが、
わたしもすっかり騙されていたところは多々ありました。
ホントなら、23日の0時ピッタリに…
逆に大混乱だよ!
まるでこれじゃ、韓国政府と日本のメディア総出で日本人を混乱させて、話をうやむやに…
あ…
まぁ、そういうことなんでしょうけどね。
結論
「日本は譲歩せず、無事GSOMIAは延長された」
ということです。
というわけで、わたしは「いつもの韓国さんだった」という結論の元、もう当分GSOMIAはいいかな…と思ってたりします。
もう新情報は出てこないでしょうし、ほとんどが紛らわすための詭弁でしょうしね。
それよりも、気になるのは、17日、こっそり韓国と中国が防衛に関する協定を結んでいたことです。
韓国が中国と防衛協定締結、米国と韓国の関係に黄信号(海外の反応)
https://kaikore.blogspot.com/2019/11/china-signs-defence-agreement-south-korea.html
一部のネットメディアではちゃんと報道されていたんですけども、大手マスコミは完全にスルーしています。
それがさらに危機感を煽ってきますよね。
内容としては、これまでひとつだったホットラインを増やそうっていう話みたいなんですけど、果たしてそうかな?
こういう動きがある中、「GSOMIA延長」って、本当に日本の為になるのか甚だ疑問です。
でも、わたしとしては、混乱する韓国国内の声を抑えるために「破棄カード」を切ってくる可能性もあると思っています。
北に対する愛情表現にもなりますしね。
そして、日本政府の動き。
とりあえず、GSOMIAなんかより、よっぽど大切な事が山積みとなっている事に意識を移して行きたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しはお役に立てたでしょうか。
まとめるのホントめんどくさかったです😆
なんせ情報が出どころで全然違うんですよ。
結局SNSで、自分が信用している方の情報からたどるといういつもの手段でかき集めました。
とはいえ、これもわたしフィルターが掛かっているので、間違いはあるかもしれません。
その点はご了承ください。
さて、そろそろもういいかなって感じなので、次回からは別の話題をやっていきたいと思います。
あ、あと、動画のエンディングで神社の画像を使っているのですが、
今ブログの方で、その画像を募集するという企画を始めました。
まずはお試しということで、神社の写真を募集しています。
よろしくお願いします!
それでは、また。
※現在ブログでのコメント管理が出来ないので、下記ツイートにリプライ(返信)を頂けたら幸いです!
しばらくお手数をおかけいたします。